― サクソー川北岸 ―
[ 短い再会の時を経て、自らも自陣へと戻る。持ち場である西岸へ向かう前に、クレステッドの待機する本隊へと顔を出した ]
ダンが来ていた。元気そうだったぞ。
[ その名が反乱軍の盟主を指すと気付く者は多くなかったろう。だが、クレステッドには伝わった筈だ ]
もうすぐ、連中の本隊もやってくる、言うまでもないが.........油断すんなよ?あと、一人で飛び出すのは程々にしとけ。
[ こちらもまたお前が言うな、という、話ではあった。つまりは、似た者同士、と、周囲にはとうに知れていただろう// ]