― リオレ島拠点・病室 ―
[ >>370ガキと呼ぶ相手に、ぽりとまた左手で頭を掻いた ]
まあ、そう言われても一言も無いな。
提督の無茶振りに付き合うのはいいんだが、俺は元々、気が小さいんだ。
[ そんな風に言って笑う ]
ああ、勿論。お前の操舵の腕を腐らせて置く程、ウルケル海軍は暇じゃない。
そういえば、お前さん、複葉機も飛ばせる筈だな?
おいシュテルン、ちょっと今度トーリアに苦手の着水習ってみたらどうだ?
[ 思い出したように、後ろの養い子に視線を向け、更にその背後にいたゲオルグに気付いて、目を細めた ]//