― サクソー川北岸 ―[ 自らが誇りとなる、と、胸を張る青年を、眩しげな目で見つめる。飽くまで覇者たらんとするその瞳が、快いとさえ思う ]待っているよ...ダン。[ 馬首を返し、自らを待つ者達の元へと帰る、その背を見送りながら>>373もう一度呟いた声は、平原の風が攫って行った** ]