[行進を進めるその先に見えたのは、見覚えのある金糸が赤く染まった姿。>>367傍に居た兵に命じ、その亡骸を後陣へと運ばせた。] ………………カレル。 仇は、とってやる……。[前方に見えるのは、あれほど恋い焦がれた人のはずなのに。>>375心に沸くのは、愛情と、憎しみと――そして、やるせない想い。どうしてこうなってしまったのかなど、今更問うても始まらない。ただ、胸に抱くは確かな決意。]