[オズワルドとヴェルナーの2人が、屋外の警備兵たちにみつからないよう、先に調べておいた軍務大臣の部屋を目指して潜入したのを確認して。黒衣の暗殺者は、素足になって壁を3階まで駆け上がる。執務室を覗けば、軍務大臣以外に護衛官のひとりやふたりは残っていただろうか。本人しか居なければ、窓を蹴り割って速攻大臣を殺すつもり。仮に護衛官がいても、実行することにそれほど差は出ないが、手間は増えるだろう]