― 現実世界・2F3号室前 ―[姉は部屋にはいなかった模様。トゥルルルル、と姉に電話を。] 姉さん、……大丈夫ですか?[応答があれば、第一声はそれ。何が大丈夫なのか、彼女にはわからないかもしれないけれど。彼女の喪失が気がかりなのだ。] 今、どこですか? ……だいぶ暗くなってしまいましたけれど、今からでも写真を撮れればいいなと思うのですが。 ブリッジデッキへ、今から来てくださいませんか?[彼女が平穏無事であればいいと願いつつ、そう約束を取り付けようと*]