人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


読書家 レト

[幕を下ろす拍手は此処にはない。
解放を認めてくれる"他者"もいない。

決断するのは"己"
それならば――]

 「旅をしないか」

[やがて訪れた真白なイドにそう語りかける]

 見せたい――いや、確認したい場所がある
 そこに留まることは出来ないから
 またきっと、此処に戻ることになるだろうけれど

[イドが再び飛び立つのを見送り、レトはようやく城へと足を向けた]

(376) 2013/10/13(Sun) 01:39:49 (茄子)

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