[>>368 こちらの視線に気づいたディーターが薄く笑みを浮かべるのを見て、あ、と思う。色々と見透かされたような、そんな感覚。だが──それなら話が早い。] ……ディーターさん。[歩み寄る相手に笑みを向ける。] 実は、気になることがあるのですが……少し、お話しできませんか?[そう言って、食堂の扉にチラリと視線をやった。]