人狼物語−薔薇の下国

65 ルー・ガルー OROCHI


帝国武官 ギィ

[強い衝撃と共に視界が横へ流れる。>>338
なにが起こったのか、認識できぬ数瞬。

横になった視界の中央に、
ジークムントを守るように黒い獣が立っている。
その獣に突き飛ばされたのだと理解が追いつくまで
しばしの時間が必要だった。]

……いつの間に犬を飼い始めたんだ、ジーク。

[口の中を切ったか、血の味が舌に広がる。
よろめきつつも片膝をついて体を起こした。
サーベルは、握りしめていたおかげで
突き飛ばされた拍子に抜けている。

半身を赤く染めた白い姿に、心のどこかが軋んだ。*]

(375) 2013/09/23(Mon) 15:02:17

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