[シルとのやり取りが続く傍らで、あるいはその前に。
それぞれの選択もまた、進んでいて。
名乗り出るものたちの顔に思うのは、
生きていてほしいのに、と――どうしても思ってしまう、遣る瀬無さ。
抑々、誰であっても、残ってほしくなんかない。
出来るなら自分ひとりで済むのならと思うのに。
状況が、きっとそれを許さない。
だからもう、それぞれの選択を受け入れるしかないと、頭では分かっているのだけれど。]
……センセイ、
ドロイド暴れだしたときもそうだったものなあ……>>256
[戦う術なんて全く持っていないのに、避難艇の様子を見に行くといって離れて、
一人で行動していたのだっけ。]