[懐のカードはお守りのようなものだ。同時に、このメモもある意味でお守りのようなものだろう。呆れと嫌味と挑発に彩られた言葉とメモを、ディークは今と同じ笑顔で受け取った。この程度は、同室であれば最早慣れっこだ]