― 戦場 ―[ 散る鮮血>>359に僅かなりとも届いたかと、小さな満足を覚える。鋼の肉体、鋼の精神を持つ、金褐色の戦士。届かせたかった、並び立ちたかった……敵としてではなく、その背を預ける友として在りたかった ]はああっ!![ その願いは、今は遠く。鬼気迫る表情を見せる男の>>360に向かって全力で、彼は駆ける ]