[>>366ソマーリュは罪を犯す事を恐れ、震えていた。その身体に手を伸ばし、強く抱きしめて。羽根の生えた背中をあやすように撫でた。]―大丈夫だ。何かあっても、俺が支えるから。俺はお前を失いたくない。だから、いなくなろうなんて考えるなよ?[―もしお前といる事で、自分が壊れたとしても構わない。声にしない決意。もしそうなれば、それがどんなにソマーリュを傷つける事になるかも知らず。互いの額をぴたりと付けて、安心させるように笑ってみせる。]