― カナンの宿舎(回想) ―
[カナンは自分の来訪にも嫌な顔をせず、むしろ快く応じてくれた>>349
カナンは自国の知識を伝えるだけでなく、ナミュール国の文化や品物にも興味を持っているようだったから、教授料としての貢物の成果かななどと考える]
そうだろそうだろ。
酒ってもんは混ぜもんなしで呑むのが一番だぜ。
特にこんな甘い菓子を肴に呑むんならな。
[相槌を打ちながら、持参したウイスキーを自らも仰ぐ]
ああ、うちの連中はいい生徒ばかりだからなぁ。
[学館のことを楽しいと言われれば、やはり嬉しく目を細める]