― 回想・仕官してからの ―
>>344
わかっていらっしゃる。
[卒業式の日に、ごはんおごる、と言われたのをいいことに、まるで遠慮せずに公務員のお財布に期待した。もちろん、自分もちゃんと給料を受け取れた時はそれなりのお返しもしたが]
まあ、ぼちぼちだな。
学校にいた時よりも進みはするが、政治だの何だの、気を使いたくないところで気を使わねばならんのは疲れる。
[平民は気楽だ、とは思っていたが、技術局で好き勝手にする為にはある程度の自由を勝ち取る力が必要だ。
まさに底辺からの戦いだった]
そうか。私もまた出世しそうだ。
[平民出身が出世する。何のことはない、軍事的なものは目先の華々しさに目を取られ恩賞を与える。それだけのことだ]