[そうしてエトヴァルトの、力を求めるという宣言>>224を聞けば]
……よい。
「力を求める」。それは我が軍に身を置くものにとって、最も大切なことだ。
[彼の返答は、ある種賞賛めいた色を帯びていた。
クレステッドの回答は、エトヴァルトが最初に魔王から言われたこと>>0:290に繋がる。
強き者が生き残る世の実現。強くあろうとする者が生き残る世の実現。
主の目的がそこにあるというのなら、その臣下が力を求めないなど、あってはならないこと。少なくともクレステッドはそう理解していた。]
うむ。期待している。
[さらなる高みを目指すというエトヴァルトの宣言を、彼は端的に受理し。]
……足を止めさせてしまってすまなかったな、エトヴァルト。
だが、君の話を聞けてよかった。
今後も、我が軍の為に変わらぬ尽力を期待するよ。
[そう言って、エトヴァルトとの話を終えて、一旦別れる。そして独り]