[白猫の宣告が悲しげに空を漂う。
さほど時を置かずして、ドロイド>>361がサロンに踏み込んできたのは、
彼女は、手にした弓に、矢をつがえ――…
メイン・サロンに哄笑が響き渡れば。
以前目の当たりにしたその弓の腕が思い出され、身構えて。
けれど、打ち出された矢は、その殆どはあらぬ方へと打ち出され、あるいは地に落ち、あるいはサロンの壁面へと。
語られることがなかった彼女の過去に何があるのか、知る由もなかったが。
『滅んてしまえば良い』と叫んだその言葉に、咄嗟に叫び返そうとした、そのとき]
エレオノーレ、ノトカー! 危ねえ、よせ!!