人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


高殿 幸久 フェリクス


 中でも、第四の金山彦神が鍛冶神だな、
 第十二が太陽神、第十四がそのまま金龍だ。

 本殿ほどの霊気があるかは分からんが、元々眼に見えないものだ。
 ―――…真摯に願えば叶うだろう。

[大國社で受付、拝観料を支払い準備は万端。
礼拝用にと貰い受けるのは玉串札と呼ばれる木札が入った巾着。
カラリと軽く揺すって、十五枚の軽い音を聞き。]

 のんびり回って三十分。
 辿り着く先で出るのは吉か凶か。

 ――…拘りは捨てたが、琉璃の散髪を赦す気はない。
 ……洋々、呪詛を祓い、そろそろ返してもらうかな。

[妹の赤い髪すら己のものと唱える言外の声。
手水所に寄り、指口を清めてから、ぐるり巡って満願を目指す。*]

(369) 2014/10/28(Tue) 20:43:54 (momoten)

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