(あれはたしか門番だったか。ドレス?こんなゲーム大会のためにドレスを着るのか?まあ、似合いそうだしいいんじゃないの。)
[玄関から出入りすることなど滅多にない故に、ほとんど面識ない門番と思われる女性>>362に声をかけるわけもなく様子を見守っていた。
ふと香る酒の匂い。匂いの元は考えなくてもわかる。>>364]
なんだ、あんたか。
このとおり。呼ばれてしまって参上したわけだ。
んで、飲んだくれが果物狩りね。把握した。ほどほどにな。
[ため息混じりに。
一点を見る視線は気にしたら負けだ。男として扱われても差し支えない自分を女として接してくれるだけよしとしよう。そうしよう。
一口、ワインを口に含んだ。]