人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


魔王 ギィ

[炎に焼かれ、崩れたつ軍勢。
雪崩れを打って逃げ出す魔物の中央に、
竜の背より飛び降りる一つの影。

それ自体が光を宿しているように見えた金の髪。
手に持つ刃の、眩いほどのきらめき。]


 貴様は───

[自らも、炎噴き出す剣を手に駆ける。
生涯の宿敵と、今度こそ雌雄を決せんがために。

───記憶は、いつもそこで途切れる]*

(369) 2014/09/13(Sat) 23:03:31

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