ええ、私にできることがあるのでしたら、何だって。 でも――……[時を挟んだ分だけ疲弊していた身体は回復し、光量も幾らか戻りつつはあるが、それでも微力には変わりない。力添えが適うだろうかと問う声が、夫の所作に遮られる。ふわりと浮かんだ身体は、そのまま定位置へ納められ>>366] ……、……お願いします。[慣れた体勢ではあるが、彼是を経た今は余計に気恥かしく、肩口に顔を伏せ囁く。迷宮に道標をつけていく算段に黙って耳を傾け、時折頷きを挟みつつ]