[あぁ、もどかしい。どうして言いたい言葉が上手く紡げないのか。男は唇を噛み締める。―そして一度深呼吸をして、]ソマーリュ。俺について来てくれないか。出来ればこの命在る限り、共にいて欲しい…。[初めて紡ぐ言葉。真摯な思いを胸に、ソマーリュに語りかける。受け入れて貰えたなら、感極まった男は目から涙を零しただろう。*]