[突然何の話しをし出すのか不思議に思われたかもしれないが、少女は話しを続ける。
昨日だけではなく、一緒にシスターと料理をするのは楽しかった。彼女も同じ思いだと信じたい。
それに少女は、「……結構堪えるんだよなあ。」とぽつりと呟いたのを聞いてしまった。>>29
なのに、「だけど血で手を染めるのは、私だけで充分だ。」と答えたフリーデル。]
その人達を疑って殺す事なんてリズはしたくないもの。
結社員だって"人間"でしょう、リデルだって……、
そうだね、強くあろうと出来る貴方は、……だから強いんだと思う。
[それだけ言って少女は淋し気に笑った。*]