人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


山岳の民 ヴェルザンディ

 ……ほんとだ、凄い数。

[結果的に鳥使いの一人には追いつかれ、一人で行く、という事はなかったわけだが。
辿り着いた先で見たのは、異なる出で立ちの集団二つ。
彼らが進もうとしてるのが、『暗黙の了解』によって定められた境界の先、と気づいた瞬間、反射的に体が動いていた。

身を隠していた高い位置の枝の上から、集団の前へ向けて、跳ぶ。
後ろから聞こえる上擦った声は、やっぱり届いていなかった]

(367) 2015/03/08(Sun) 21:17:36

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