[木々の合間から現れた男は人間のようで、賊にも見えない。助かったかもしれない、と安堵するが] ────![彼がカレルの名を口にすれば、警戒を強め。] カレルと僕を知っているのか。あんたは、いったい…[そこまで口にしたところで、ふらりと前へ倒れこむ。] み、水……[体力が限界だった。]