[神の消えた世界には門が残された。荒野にたっていたそれはと別の、淡く輝く門だ。ここで道は分かれゆく。いつかまた、通じ交わることはあるのかも知れないが──] シェットラント、 これからのことについて、ひとつ提案がある。[門の輝きに似た淡い金髪をもつ友の元を訪れ、ベリアンは告げた。]