人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル軍大佐 タクマ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

ウェルシュ殿...

[ 双子星を沈めることにならなくて良かったと呟いた青年が、今度はその特性と攻略法をすらすらと口にする。
いつものように、ただ船について語りたいから、という口調ではなく、明らかに戦闘になった場合を想定した「作戦」だ ]

判りました。

[ その内心を推し量れば、戦闘を望んで居る訳ではない事も、船を沈めることを喜んでいる訳でもない事も当然に判る。判るからこそ、男は躊躇わず頷いた ]

砲手長、機関長に指示。

[ 男の声に、傍についていた下士官が「了解」と明瞭に応じる。下士官も又ウェルシュの言葉を直接聞いていた。
改めて男が指示するまでもなく、必要な伝令は為され、主砲は『カストール』に狙いを定め、機関室は石炭をボイラーに食わせて、加速に備える++ ]

(366) 2015/11/07(Sat) 21:14:54

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