― 灼熱の闘技場 周辺 ―
[未だ馬上で意識を失っているシュテルンを横に、マーケットの中を歩き、奇形の人?から話を聞くがいまいちよい情報は得られない。
どうやらここはマカイという国であること。闘技場のほか色々と変わった場所があるということ。
期待はしていなかったが、ためしに自分たちの国の名を聞くも、ナベリウスもリリーパという国も知らないらしい。
こんな変わった民族たちが生き、そして気候変動もめちゃくちゃな過酷な土地に生きたことでこのような姿になったのだろうか。]
[世界は広い。そういわざるを得ない。]
別の大陸ということか。随分遠くまで流されたな。
[魔法というものがほぼない世界に生きた...はこれが別世界などという珍奇な状況であるなどと思ってもいなかった]