[ 2発目の銃弾は当たらずとも、
自分が無自覚の人狼だと悟ったかのような、
言葉と、差し出された額に>>352.
その脳内にガルーがいないとは知らず。
ああ、これは常の優しい“ジークムント”の人格が
衝動から、幾らか戻ったのだと、思い込み]
……ああ、いいよ。
さっき約束したから、な……
あなたが自覚なき人狼だったら、
誰かを傷つける前に葬る、と。
痛くない眠りを望むなら――…膝まづいて貰えるか。
大丈夫だよ、延髄をねらえば、痛みも感じないだろう。
[痛くないといい、という願いに、
医師であるあなたの方が詳しいだろうが…
と、そう説明する。]