…ご馳走様でした。[>>338玲緒の完食から数分後。箸を置いて手を合わせるあたしはひっそりと敗北感を味わっていた。うどんは美味しかったんだけど。そんな風に競ってしまうのは、身に沁みついた彼女に対するライバル心からだろう。]