― 回想:戦場 ―
[ガッ!ギギギ!
盾とレイピアがぶつかりこすれあう互いの反するように響く不協和音>>344が響かせながら、球状の盾を利用して、逸れる刃をそのまま左側に流して体勢を整えるラートリーに対し自身を乱戦地へと背を向ける形をとると]
はぁぁっ!!
[身を左に捻り、勢いのままフォルカタを右上段より袈裟切りに斬りかかる]
このまま少しの交戦の後、東の森へと逃げ身を潜めるのが最終目的
それが助かる道…少なくともこの時点では...は氷竜軍に生きて帰るつもりでいたのだ。そのための位置変えであったのだが…それが、結果として空からの強襲者とその主とを合流をたやすく許すことになる。
退いていくことで氷竜軍が元いたスペースに広がる大きな影に...はまだ気づいていない*]