人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


高殿 幸久 フェリクス

[妹に注意を受けて、今更のように思い出した振りをする。
軽い笑い声は秋風に溶かし、誘い言葉に頷いた。>>359]

 俺には別の花があるからな、二輪も持たんよ。
 ―――…だからこそ、此度もあまり疑ってない。
 鬼が出るか蛇が出るかと、一応構えているが、
 琉璃の隣で不運を掴むとは欠片も。

[示した彼女に差し出す己の右手。
己の幸とは常に運気と別の場所にある。
するりと引き寄せた細巻一枚、
勝負師めいて、互いの合い間で開いて見せた。

天が指差すその先は―――*小吉*。]

(364) 2014/10/24(Fri) 22:40:19

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