[しかし、”ついててやんのか?”とディーターに問われて、すっと表情を引き締めた。] 大丈夫です。オットーは何も考えずに行動する奴じゃないって信じてますから。 元々人狼が出たかもしれないという話をおれに教えてくれたのはオットーですし、ちゃんと用心していると思っています。 おれは、オットーを大切にしたいですけれども、でも本人の考えも尊重したいです。 オットーが、”子供じゃないから言われなくたって。”と言うなら……分かったと送り出すまでですよ。[静かな口調で、自分の考えを淡々と説明する。]