ほんに扱いづらいお人やなあ。 ――… なんて、ね。[ 特徴的な訛りを真似て声にしてみれば ふふりと微笑んで冗談めかして終える。 小棚の戸はきっちりと閉め切って 入ってきたときのようにそっと東屋を後にした。** ]