工兵に護衛の必要性はあまり感じませんが…いや、この前の氷乙女のようなことがあったら大変ですね。お心使い、有り難く頂いておきます。[もう少しで義理の弟になる予定だった青年は、それでもまだ心配が残るような顔でこちらを見ていた。こういう所は昔からかわらない…そんなことも思いながら、遠ざかる馬に向かって手を*振り返した*]