人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


独立解放軍盟主 ディーク

[ターリス、と名を呼ぶチャールズの背に身を寄せ、現れた人物を窺う。

相手の顔には見覚えがあった。
父が「あれの腕に並ぶものはそうそういない」と評していた男。
護身用の短剣を握る手が、汗でじわりと滑った。]


  ───…。


[声を出せば、何かが起きてしまう。
そんな思いで、ふたりの遣り取りを見守る。
チャールズの緊張が伝わって、鼓動の音がうるさく感じた。]

(363) 2016/02/16(Tue) 21:43:03

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