ふむ? なんと。吾らの言葉はちゃんと聞こえておったか。[闇の魔神の言葉を聞きとがめ、なるほど、の顔をする。] おぬしらは定められた条件で動き出す自動人形のようなものかとも思っていたが、そうでもなさそうなのじゃ。 問いかけに応えぬのであれば、口が無いも同じじゃがのう。[珍しくも険しい声で言い、身構える。口の中でひとつふたつ、精霊への呼びかけを紡いでいた。**]