人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


神子 アデル

…ひとりじゃない? お兄ちゃん…ずっと、いっしょ?

["心細いなら傍に――"

くれた言葉を繰り返して、流れるような銀糸の彼を見上げる。
始めて見たはずのその色は、なぜだか不思議と安心するものだった。
優しい彼と離れたくなくて、服を握った手を離すのがどうしても嫌で、涙の跡が残る瞳でじっと、ジークムントだけを見つめた。*]

(363) 2014/02/18(Tue) 18:19:03

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