……ご苦労だった。ゆっくりとは言えないが、身を休めてくれ。貴君らの獅子奮迅の働きにより、俺は、仲間はこうして生きている。不運にも命を落としたもの、負傷した者もいるが、彼らが俺たちの為に命を捧げてくれたことを、俺は終生忘れまい。命を預けてくれて、感謝する。[深く、草原風の戦士への礼をとる。やがて顔を上げ、まっすぐに彼らを見回して]――次の戦いも、遠くない先にあるだろう。身を改め、英気を養い、馬の浴びた血を落としてやれ。