人狼物語−薔薇の下国

540 黒狼幻燈 ―銀星平原裂魔行―


黒焔狼 ヴェルナー

[攻撃系の術は不得手、と予め言っていたから、その類の派手なものをやれ、とは思っていない。

黒焔狼が見たい、と望むのは、何としても食い破る――そうでなければ、押し通す、という意思。

それは、必ずしも相手を打ち破る事で示されるものではなく]

……その氷で、止められると思うんなら。

[音を立てて凍り始める鎖を見つつ、左の漆黒に力を集める。
そこに灯るのは、闇と焔の二つの力]

抑えて、見せろよ。
闇と焔……黒焔狼の、象徴を。

[楽し気に煽る声に合わせ、黒い焔が揺らめいた。*]

(362) 2020/09/21(Mon) 21:24:41

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