[さて。話の肝、戦略の話>>318に移行すれば。
少なくともヴェルザンディとクレステッドの意見が噛み合ったことは、彼にとって喜ぶべきことだった。]
ありがとう、ヴェルザンディ。その助力に感謝する。
[ヴェルザンディの提案については、口を挟む余地はほぼなく。彼らがどう動くかについて聞けば、納得したように破顔し]
……王子の居所の調査か。さすがに己の得手をよく解っている。
そちらから提案がなければ、私が依頼しようと思っていたところだ。
ならば伝令役として、こちらからは身の軽い魔術師を一人提供できるが……どうかな。
かつてのエトヴァルトには及ばないが、彼も中々出来るものでね。
ああ、そちらの部隊に適任が既に居るというならばそれでいい。私の部下とはいえ、
[そう苦笑して。そこは彼に任せる方向で]