人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


神子 アデル

―回想・10年前―

[>>319 ”大丈夫、大丈夫。怖くはないよ”

上から降ってくる優しい声と、背中を撫でてくれる手の温もりと、布越しに伝わる体温と。
まるで全てが、毛布に包まれているような安心感に満ちていて、だんだんと落ち着きを取り戻す事が出来た。

大丈夫、怖くない。]

……うん…。

[『ひとりじゃないよ』と耳元に囁きかけてくる声に、その存在を確かめるように、ぎゅっと服を握る。]

(362) 2014/02/18(Tue) 18:16:07

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