[先ほど>>344までリアが立っていた箇所を、銃声が劈く。>>346] ――――――ッ[右足を切り裂く痛みに、僅か眉を寄せながらも。] あぁ――…やはり、な。[口元に浮かぶのは、諦めきったような苦笑い。“彼”もまた、弟同様に己のことを許さぬつもりなのだろう。最も愛する者に向けられた銃弾が、その意思表示。]