[光に護られ、未だ残る熱と蒸気にも害されぬままの私はともかく。私と同じく、間近で爆発を受けた始原の秩序はどうなったか。自分の身に起きたことよりも、そちらに意識が向くは当然。足元に落ちたストールに宿した水は既に無く、肩に羽織ると彼女の方へと顔を向け]……まだ、続けますか?[問答はしない、と聞いてはいたけれど。それでも、問いかけてみたくなった*]