[天体ホログラフを点灯すると、タイガさんは予想以上に喜んで下さったらしく>>349、私も自然と笑みが零れました。]
でしょう? 喜んで下さって私も嬉しいです。
これ、持ち運びして人が多く集まる場所で点灯できたら良いのですけどね。
きっと皆喜んでくれるでしょうから。
[彼と一緒に、天井に浮かぶ仮初の星空を見上げながら。
その後、彼が読み出した人狼に関連する書物を>>350、私も横から幾度となく覗き込んでいました。
――お父さんが読んでいた難しい本を、内容どころか文字も録に読めないのに、隣で覗き込んでいたことが何度もあったことを。
平和な家族が皆存在した時を思い出しながら。
私の中から何時の間にか笑顔は消え、客観的には物憂げに見えたことでしょう。]