[>>351駆け寄ると、膝から崩れ落ちたレオに近付く。傷を負っているかは詳しく見ていないので分からないが、相棒の姿を見て少女は顔をくしゃくしゃにしてレオの傍に膝をつく。]はい、はい…っ。時間を稼いで下さってありがとうございました。レオのお蔭ですわ![緊張の糸が解け、目がじわりと滲むのを感じながら、少女は泣き笑いの表情を浮かべた。]