[火矢と油を準備するという具申>>356は受理され、獣油や魚油に加えて聖油もいくらかは用意された。街の守護のためには、たいまつも用意されることとなろう。部隊や街に広まっていた丸薬の使用に関しては禁止令が出される。実際に効果を目の当たりにした騎士はほとんどがそれに従った。だが、街の人間がどこまで従ったかわからない。それにまだ、効果がどれほど続くかもわかっていないのだ。先の戦いで飲んでしまった若い騎士たちは、不安な顔をしている。*]