― メインサロン:バーカウンター ―
まあ、ここで会ったもなにかの縁って事で。
二人の出会いに乾杯、なんてね。
[芋焼酎の入ったグラスを掲げて一杯。
まずは相手の話に耳を傾ける]
おおいりー… んなんだって??
[聞きなれぬ発音に思わず聞き返した。]
…はあ、ノルドール人…学者ねぇ…
[聞きなれぬ種族、聞きなれぬ発音、何かと多い情報量を頭の中で咀嚼して、]
んじゃあ、あんたの事は大井先生、って呼べばいいのか?
[たいそう乱暴にまとめられた呼び方に、相手の反応は如何程だったか。意に介さぬとのことならば単に「先生」とても呼ぶことにしよう]