…───いや。違うか。
[強い、と。レナトを評した。
違うのかも知れない。確かめるように紡がれた言葉>>294
ジェフロイたちの名を出した時に滲んだ、温かな心>>291
彼もまた、一心に自分に言い聞かせながら戦っているのじゃないか。
分かる、と。分かち合いたいような気も少しする。
けれどこれは、今はまだ沈黙のうちに、
心のうちに交し合っておくべきものであるのだろう]
…お前は死ぬなよ、レト。
[カレルの分もと口にする資格はないけれど。
まるで違うようで、どこか、かつての可愛い弟子を思い起こさせる真っ直ぐなレナトの面影へ向け、呟いた*]