[ にやりと笑う姿が見える>>347。
感情を抑え、冷静に答えたけれども。
次に続いた言葉には、一瞬言葉が詰まる。]
……っ…… ……何を。
[ 彼の言葉は自身がガルーであるという言質になるのだが。
──感情が僅かなれど乱れた僕が、この言葉を覚えて
いられるのかどうか。
このように歯切れの悪い反応しか出来なかったのに。]
[ 間もなく、追い討ちを掛けられる問いが刺さる>>356。]
…………馬鹿らしい。僕は人間だ。
[ 即答出来ぬまま一瞬の空白が流れたのち、ぽつりと。
じわり、距離が縮まる。
襲い掛かってくるようならばレーザーナイフを抜き、隙を窺う。
ディークは普通の人間だから、と
何も知らない僕は思い込んでいる彼よりも前に出て。]*